竜の言語について

地球で使われる言葉と、竜の国で使われる言葉は異なるが
あれは、苦もなく竜たちと会話している

それは、竜の言語が、1つではないからだ
本文に出てきたこともあるが
さらりと流されているので、
若干のネタバレになるが、説明しよう

いやなものは、読まぬように

ちなみに、竜の国の人々は、元の世界言葉を基準に使っていたが
長い時を経て混じり合った
そうして、今は、共通言語が生まれた
まぁ、その要因としては、精霊遣いの存在が大きかったな









竜は、色んな言語を操る種であり
それは、言葉である必要はない

大まかに分けると4つの言語に別れる

1つ目は、あれと会話する時によく使っている
口から発される誰にでも解る言葉だな

2つ目は、きゅうきゅう鳴いたり
う゛ぉぉぉっと鳴いたりする竜の声だな
声に出す言葉もあるが、同時に声以外も発している
その為、精霊たちが騒ぐ

子竜たちの幼竜時代、あれが居なくなった時が最たるものだな

3つ目は、心話
頭の中に響く言葉、本当は、頭ではなく
心をつなぎ合わせるのだが、あれには
頭に聞こえるらしいから、それだと理解したら良い

これは、魔法力の高いものが使いやすい

4つ目は、竜にとって最も大事な言葉
『竜の言葉』だな
主人公は、赤竜の長だったかな、あれにやられただろう
真実以外は語れない強制力を持った言葉だ

それ故、竜の契約に使われる言葉だな
竜が竜である所以の力ある言葉だ

理解できたか?