紫の木について

紫竜が護り、護られし
属性の要である、紫の木についてだな

あれが、一生懸命育てているから興味を抱くのも当然だな

竜が存在すると同様に、太古からある紫の木は
その存在の強さと、逆に弱さを抱えておる

外からの影響が強い故に、外への影響が強い
そうやって、世界をはぐくむ、竜をもはぐくんできた

種、元の木の力と世界の力を閉じ込めた状態である、

発芽、細かな毛が生えた状態で、
   属性が強い場所の水にいれると一気に発芽する
   属性が弱い場所だと、徐々に大きくなるな

成長、大地から、循環エキスを吸って大きくなる
   体が大きくなれば、次は、エキスを大気に放出するようになる
   紫の葉の状態は、状態がよい、吸収し放出ができる状態
   緑の葉の状態は、休眠状態といえる

死亡、砂のように崩れ落ちる
   その際、溜め込んだものを大気に放つように種を飛ばす

今回、あれのおかげで種が大量発生したが
拾いに行くことはない
種が、行く場所が、種の望む場所
そこで、芽吹き、成長しいつか世界が紫の木で
覆い尽くされるとよいだろうな

さて、以下の項目はかなりのネタバレを含むが平気か?
それなら読むと良いだろう







太古、全ての属性が、飽和し、竜も沢山いた頃
ほぼ全土に、紫の木は生えておった
常に、紫の葉で、大気にその力を放出し
大地から、力を吸収しておった

現在の砂漠・あれのすむ森、そして、森が
特に多い場所であった

現在、唯一の生き残りは紫竜の里
全て枯れ落ち砂と化した砂漠
そして、その力を放出させぬ為、化石化させたあれのすむ森

となるな

今、あれの住む森は、ちいさな紫の木が沢山生えておる
しかし、竜は愚か、生命をはぐくむまでの力はない
あと、万年たてば、少しは変わるだろうな

楽しみだな