繁殖ついて

ん、興味のある年頃か・・・それは、良いことだ
しっかり、竜の子を産んで貰いたいものだな

基本、雌竜の体が整わなければ、繁殖は出来ぬ
その雌竜の体が整って出来るようになれば
【単体繁殖】という個別に発情し、周りの雄に伝播し
繁殖活動が行われる

その際、雌竜にパートナーが居れば
人気のない場所に移動し、そのパートナーを待つ
居らぬ場合は、気になるものや、
周りの雄からのアピール行動が始まり
雌竜と戦う

竜は戦いの生き物だから、
弱いか強いかは最終的に自分で判断するからな

気に入れば、交尾
さらに、気に入れば、パートナーとなる為
竜の婚姻を結ぶ

ん?気に入らない場合は、か
そりゃあ、気に入らないのだから、交尾するのみに決まっているだろう

ん?シングルマザーになる?
何・・・ああ、雌竜のみの片親になることか
竜全体で子育てをする種族であり、
必ずしも親が育てるわけではないからその概念はないな
種族全体で、卵が出来れば良いという考えだと思っておくがよいだろう

さて、長くなるが次に、種族全体が繁殖になる
【全体繁殖】についてだな

これは2種類の繁殖時期がある
1つは、力全体が溢れている【飽和繁殖】

全ての属性の力が、限界値を超えている状態で
竜たちの力も、かなり強くなっている
それを次世代に渡せる、繁殖としては、一番よき状態だな

繁殖できものは、誰も彼もが、繁殖活動に入る

そして、もう一つは、【破綻繁殖】
現在は、これが発生しやすい状況だな

破綻するのは、力、今、木の力が低下している為
その器である紫竜たちを増やそうと世界は傾く
しかしながら、その母胎である紫の木がない故に
それすらも行えない状況だった・・・

まぁ、あれが、木を増やした故、暫くしたら
破綻繁殖ではあるが、国全土に、繁殖の波が押し寄せるだろう
この状態で、紫竜と交尾し、孕むものは
全て紫竜の属性の強い卵を宿す

他のものたちは、力関係による子が産まれるだろう